岩国市議会全員協議会
本日、岩国市全員協議会において、本市における新型コロナウイルス感染症に係る対応について福田市長より説明がありました。多くの議員からは、やはり経済支援に関する質問がされました。私からは『適切な対応をとるには的確な情報収集が必要』という観点から医療現場の状況把握と子どもたちのケアの二点について質問を致しました。説明の内容については下記にPDFを添付しておきますのでご確認ください。
全国民を対象とした国からの10万円給付に上乗せする形で、市独自の支援策として全ての市民の皆様に一人2万円を支給することについて、現在、具体的な制度設計を行っています。加えて、コロナ禍により大きな影響を受けている中小企業や事業主に向けての経済支援策として、30億円を超える規模の事業を検討しているところです。
一日でも早く市民の皆様に対しての支援ができるように、全員協議会終了後も会派内で議論致しました。また、情報が行き渡るような配慮とワンストップでの対応ができる窓口の開設についても改めて要望して参ります。 (2020/04/28)
科学センター建設
本市にはこれまで科学センターとして施設が建設されたことは一度もありませんでした。これまで何度も一般質問を行って参りましたが、ようやく科学センターの建設が現実味を帯びてきました。黒磯地区の旧国病跡地の利用として、福祉・交流のまち構想の中で施設を建設する検討がされています。
私の子どもは二人とも本市の科学センターが開催する科学講座にはよく参加させていただきましたので、現在の議員の中でもよく把握しているつもりです。これから新規に建設する施設なので、近隣の施設には負けないものができるように引き続き提言して参ります。また、企業や学生も参画していただける運営も目指していきたいと考えています。
(写真は市民文化会館で開催された『科学の祭典』の様子です。)
病児保育施設について
私が議員になった当初、本市には病児保育施設が1施設しかありませんでした。市民からの相談を受けて、『子育てするなら岩国で!』と自信をもって言えるまちになるよう病児保育の対応を強化するよう働きかけて参りました。保育事業と医療との調整が難しいこともあり、なかなか思うようには進みませんでしたが、現在では市内4施設での対応が可能となりました。
広大な面積を有する本市ですので、まだまだ十分ではないかもしれません。安心して子育てができる環境づくりに向けて、今後も注視して参ります。
(写真は『いわくに子育てアプリ』の画面です。)
淡水水族館について
現在、錦町において多くのオオサンショウウオが保護されています。国の天然記念物であるオオサンショウウオの生息地として、錦町が日本最西端であるということを知っていますか?
保護している多くのオオサンショウウオを自然にかえすにも長い歳月が伴いそうなので、それまでの間に鑑賞できる場所を作れないか検討中です。近年、外来生物に在来生物が脅かされることがニュースでも取り上げられています。そのような環境を含めた問題意識をもつことや、郷土の自然を学ぶための施設としても利用できるように淡水水族館の建設を調査しております。
(写真は視察先で撮ったオオサンショウウオの様子です。)
ふるさと納税
近年、返礼品の加熱が看過できないとして総務省からも注意喚起されるようになったふるさと納税制度ですが、本来の活用にしっかりと取り組む必要があります。現在、クラウドファンディングとしても活用され始めたふるさと納税は、住む地域を選ばない郷土支援の方法です。
中山間地域の活力創生や地域交通の問題解決、アイデア次第で私たちが住むまちを良くする手段を実行している自治体は既にあります。現在、ふるさとチョイスのサイトで使途を明確にした寄付を募る選択肢の一つとして、県外からの利用者が多い『本郷山村留学センター』を支援できる窓口を追加しております。
(写真は『二鹿しゃくなげマラソン』の様子です。中学生の時は毎年ここでキャンプをしていました。)
議会のタブレット導入
ICTの活用は地方行政の中にも入っています。議員になってすぐに、タブレットの有用性を知っていただくために議員向けの勉強会も開きました。これまでは「時期尚早」と導入に反対される議員もおられましたが、ようやく本市議会での導入が始まりそうです。
タブレットを活用すれば、多くの資料を常に携帯でき必要な説明がすぐに出来るメリットがあります。これまでには「手元に資料がありませんので...」といって執行部側の答弁が得られず、議会や委員会が中断されることがありました。また資料準備等、多くの職員の作業効率の向上が期待されます。職員の貴重な時間を浪費せずに済みます。使い方次第で、効果が実感できる働き方改革のひとつだと考えています。
(議員になって間もなく、勉強会を開催した時の様子です。)